角弥生先生から関西予選の皆様へ
ピアノ愛に溢れる演奏を、このような状況の中で聴かせて頂き、本当に心が暖まりました。 音楽には本当にパワーがあると再認識している今日この頃です。 参加者の皆様は沢山練習されていますし、指も良く動いているので毎回とても感心しています。 更により良い演奏を目指す為に、タッチについて再確認してみるのはどうでしょうか。指のどの部分に鍵盤があたるのか、どう置くのか、指先や腕·肩など身体のどこを指に連携させるのか、音量、音質等も同時に考えると沢山の組合せが出来ます。これには片手練習や細かい部分練習が必要になってきます。しかし身体を自由に使えると音の響きや伸びやかさが変わりますので、演奏の完成度を高める一つの方法とお試し頂けたら幸いです。 あなたの音が更に響く事を期待しています。 角弥生