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クララ・シューマンのピアノとご対面!

ご縁とは不思議なもので、誰かに出会うのも、何かに出会うのもその時には気付かなくてもきっと全てに理由があるのではないでしょうか(^^)今回も素敵なご縁があり、秋山が寿明先生と一緒にクララ・シューマンが50代半ばに特注したグロトリアン・シュタインヴェーク社製(1877年)のピアノとご対面してまいりました。

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現在のオーナー様の元に来た時には随分と状態が悪化していたそうですが、当時の音色の再現にこだわり抜き調査のもと、アクションはドイツに、弦はフランスに、響板と本体は松山市に委託し製造当時とほぼ同じ状態に修復されたそうです。

そしてオーナー様はラフマニノフやコルトーらに師事したピアニスト、ルース・スレンチェンスカとも交流が深く、岡山県真庭市にある醍醐桜の前までクララのピアノを運び、ルースによって満開の1000年桜の樹の下で奉納演奏をするというぶっ飛んだ企画を試みたかなり楽しいお方(笑)
その他にも「この場所で、このピアノに歴史を刻みたい」と画家であったお父様の作品を展示するために記念館を建てクララのピアノもそこに所蔵し、様々な音楽の演奏会を企画。そしてそれらはなんとも非公開というではないですか∑(゚Д゚)

この日一緒にお伺いしたピアニストの寿明先生とも話せば随分とご縁があったようで。
話が弾み深夜までピアノを弾いたりCD鑑賞をしたりと濃い楽しい時間を過ごさせていただきました。本当に人と人は繋がるものだなぁと。
今回ご縁がありお話しさせて頂いた事でポジティブな思考にさらに磨きがかかった気がします(笑)
また当時の音色を聴くことで作曲家に対して、曲に対してのイマジネーションが広がりました。

また訪れたい素敵な空間と、また会いたい素敵な方に出会えました♫♫

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