第2回ブルーメン部門銀賞受賞の牧野千城さんが演奏会へ出演
2月14日に開催された【日本クロアチア音楽協会第18回例会・秋元茉里フルートリサイタル】にて第2回ブルーメン部門銀賞受賞の牧野千城さんが副賞として演奏会への出演を致しました!
牧野さんより感想を頂きましたのでご紹介いたします。
2020/2/14 日本クロアチア音楽協会第18回例会・秋元茉里フルートリサイタルの中で、第2回ブルーメン部門受賞により演奏の機会をいただきました。
クラッシック音楽を学んでいく中で、クロアチアの作曲家に出会うことは一般的には少ないと思いますが、私は3年ほど前に初めてドラ・ペヤチェヴィッチの『花の一生』と出会いました。その際、この作品は全8曲に花の名前がついていて人生をなぞらえていると紹介があり、とても女性的で、また歌曲のチクルスのような印象を受けました。「私もぜひこれを弾いてみたい!」と少しずつ取り組んでいくうちに、今までコンクールは受けたことがありませんでしたが、日本で初めてクロアチア音楽を課題曲として取り上げたこちらのコンクールへの挑戦に繋がったのでした。
受賞からちょうど1年経ったこの日は、コンサート用に『花の一生』から「ばら・ゆり・菊」を選ばせていただきました。クロアチアの曲を日本クロアチア音楽協会で演奏することは勇気のいるものでしたが、代表の安達朋博先生や秋元茉里さんのお陰もあり、ステージには良い緊張感で臨めました。少しでも皆様に伝わる演奏ができたなら幸いです。
これがきっかけになり全曲演奏を夢として、引き続きドラ・ペヤチェヴィッチ作品に取り組みたいと思っております。
最後になりましたが、関係者の皆様には大変お世話になりました。とても貴重な場での演奏の機会をいただきまして、感謝申し上げます。
牧野千城