全国大会ご参加の皆様ありがとうございました
第2回ブルーメンシュタインピアノコンクール全国大会が2018年3月31日五反田文化センターにて皆様のご協力のもと無事に終えることが出来ました。これもひとえに参加者の皆様をはじめ、審査員の先生方、若いながらも率先して動いてくれたスタッフの皆のおかげだと心より感謝しております。
また第1回目に比べ参加人数も増えますます参加者の皆様の演奏レベルも高くなってきた印象を受けましたが、昨年同様アットホームで程よい緊張感の中でもどこか温かいブルーメンシュタインらしい全国大会になりました。
満足できる演奏ができた方、また悔しい想いの残る演奏になった方それぞれ記憶に残るものとなったと思います。演奏後に落ち込んだ方もいらっしゃるとは思いますが、まずは予選を通ってこの全国大会の舞台の上に立てたことは素晴らしい経験だと思っていただけると嬉しいです。
この日残念なことに様々な理由で欠場となった方が5名いらっしゃいました。私たちは皆演奏家ではなくそれぞれに他にプロとしての仕事を持っています。主婦業も当然同じです。2人の子どもを育てている私にもその大変さはよくわかっています。
全国大会当日お子さまの不調によって欠場となった方、お仕事の都合がどうしてもつかなくなった方、この日を無事に絶好調で迎えるということがいかに難しいかを思い知らされました。この全国大会の舞台に立つということは家族の協力であったり、その他にも様々な事をクリアした上で成り立っているのです。だから是非とも舞台での失敗は次への課題と前向きに良い経験として受け止めていただきたいです。
最後舞台の上での全員の集合写真での半ば強制的?!なピースポーズでの撮影は最後を全員で笑顔で迎えてほしい想いからです。できるだけ終演後受付で直接アドバイスシートをお渡しするのもちゃんと参加者の皆様が笑顔で会場を出る姿を確認するためです。
出来る限り皆様が笑顔でいられる場を提供できるよう主催者である私も皆様の演奏同様真剣です。今後も少しでも質の良い「学べる」「目標となる」場を参加者の皆様と一緒に作り上げていきたいと思います。
どうぞ今後ともブルーメンシュタインピアノ協会をよろしくお願いいたします。
代表 秋山しのぶ
全国大会最優勝を獲得された中上級部門参加の金子裕子さん。
的確で心のこもった審査員小田裕之先生の総評。
表彰式の様子。
終演後、審査員の先生方と参加者の皆さまの談笑する様子。
ブルーメン部門にて副賞の演奏権を獲得された佐藤英奈さんと審査員の伊藤憲孝先生。