鈴木 弘尚
スズキ ヒロナオ
3歳よりヤマハ音楽教室に学び、ヤマハマスタークラスを経て、イタリアのイモラ国際ピアノアカデミー卒業。
日本国際音楽コンクール奨励賞。
園田高弘賞ピアノコンクール第1位。
ブゾーニ国際コンクール入賞。チャイコフスキー国際コンクール特別賞。
浜松国際ピアノコンクール第5位、確固たる技巧と構築力、叙情豊かな音楽性が高く評価された。
また、このコンクールでの奮闘ぶりがNHKテレビのドキュメンタリー番組となり、全国放映され話題となった。
彩の国さいたま芸術劇場における「ピアニスト100」シリーズに出演。
これまでに大阪シンフォニカー、ハイドン管弦楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、群馬交響楽団などと共演。
”ETUDES SYMPHONIQUES”、”RACHMANINOFF”の2枚のCDをリリースし、どちらも「レコード芸術」で「準特選盤」に選出される。
平成14年度文化庁派遣芸術家在外研修員。
これまでに、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、ピャトラス・ゲヌーシャス、江口文子、河内純、國谷尊之、浦壁信二、フランコ・スカラ、ピエロ・ラッタリーノ、ジェラール・フレミー、リッカルド・リサリティ、レオニード・マルガリウスの各氏に師事。
また、アレクセイ・ナセトキン、ボリス・ペトルシャンスキーの各氏からの助言にも多大な影響を受けた。
日本を代表するピアニストである故中村紘子氏から「彼のようなしなやかなフレージングは日本人では滅多に聴けない」「空前絶後の名演」と絶賛されたシューマンのアルバムは特に音楽雑誌など各方面で高い評価を得た。
近年は、各地にてマスタークラス教授として招聘され、また公開レッスンや公開セミナーシリーズを多数開催、好評を博している。
2018年には、過去にブルーノ・リグット氏、ウラディーミル・トロップ氏などが講師を務めてきた、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)主催「徹底研究シリーズ」の講師として招かれ、高評を得た。
指導者としての実績も豊富で、門下からは多数のコンクール優勝・入賞者を輩出(浜松国際コンクール入賞、ピティナ特級グランプリを含む)。
現在、名古屋音楽大学客員准教授、ヤマハマスタークラス特別コース講師。元東京音楽大学専任講師。
2017年、2018年ドリアードピアノアカデミー招聘教授。2018年トカチェフスキ国際コンクール審査員ならびにタルヌフ国際マスタークラス・フェスティバル招聘教授(ともにポーランド)。
2019年セザール・フランク国際コンクールに審査員ならびにマスタークラス教授として招聘される予定(ベルギー)。